
高市内閣が発足し、世の中が前に向かって動き始めています。日本には、いま、なさなければならない課題が目白押しです。
2040年、団塊ジュニア世代(私もそうです)が高齢者になり、社会保障の負担はピークを迎えます。その頃までに、支え手となる労働力人口は約900万人減少すると見込まれます。生活に苦しむ子育て世代、現役世代の支援の充実が求められています。同時に、いまの現役世代もいずれ高齢世代となります。医療、介護、福祉の水準や、年金の所得代替率を大きく切り下げることなく高齢化のピークを乗り越えるため、これからの社会の在り方と真剣に向き合い、地域で安心して暮らしていける基盤を守らなければなりません。
悪化を続ける安全保障環境への対応も、逃げることのできない課題です。世界はすでに「平時」から「戦時」に移行していると指摘されています。 アメリカの力で世界の秩序を維持することはもはや不可能との認識から、トランプ政権は同盟国に負担の共有を求めています。東アジアにおいて大きな戦争が起きてしまったら、日本にも否応なく大きな被害が及びます。実際に軍事力の行使に向けて着々と準備を進める国がある以上、私たち自身の問題としてこれに向き合わなくてはなりません。
これらの課題に対処していくために不可欠なのは、財政負担を支え切る経済力です。いま、そのために必要な投資が動き始めています。国だけではなく、自治体財政も苦しくなっています。それは地方を支える国の力が落ちているから。 足下の物価高対策にとどまらず、2030年、2040年を見据えた経済・財政・金融政策が必要です。財政・金融市場のリスクを回避しながらも、確実に経済成長を達成するため、30年間日本を覆ってきた閉塞感を打ち破り、前を向いて進む時です。
難局が続きますが、必ず乗り越えられる。その信念のもと、政策・戦略を磨いて、明るく、前向きに。下を向いていては乗り越えられる壁も乗り越えられません。私自身も、これまでの経験を活かし、この国のため、そして支えていただいている地元の皆様のため、なさねばならない仕事が山のようにあります。どうか皆様のお力をお貸しください。必ず数多の壁を乗り越え、希望の未来を切り拓いてまいります。
自由民主党埼玉県第九選挙区支部長
前衆議院議員 大塚 拓